NNA News 2010年7月21日(水曜日)
ジプニーの電動化を推進へ:日系NGOのエコス[車両]
環境保護活動を展開する日系の非政府組織(NGO)エコス環境財団は、ディーゼルエンジンを搭載したジプニー(フィリピン式乗り合いタクシー)の電動化を推進する。このほどトヨタ製トラックをベースにした試作車を完成。近日中に、高級住宅地として知られるマニラ首都圏マカティ市のバランガイ(最小行政単位)フォーブスパークの管理事務所に納入する予定で、同バランガイに出勤するメードらの移動手段として利用される見通し。エコスは、同バランガイでの運行試験を経て、商業運行するジプニーの電動化事業に来年をめどに着手する考えだ。