NNA News 2010年8月27日(金曜日)
4〜6月GDP成長7.9%:鉱工業が2けたの伸び[経済]
国家統計調整局(NSCB)は26日、今年第2四半期(4〜6月)の実質国内総生産(GDP)が前年同期比で7.9%増加したと発表した。エルニーニョ現象による干ばつの影響で農林水産業はマイナスとなった半面、鉱工業は2けた伸び、サービス業も堅調に成長。国家経済開発庁(NEDA)のパデランガ長官が直前に予測した5.9〜6.9%を大きく上回った。NSCBは併せて、第1四半期(1〜3月)の実質GDP成長率を7.3%から7.8%に改定。上半期の成長率は7.9%となり、半期ベースで1988年下半期(9.3%)以来の高い成長率を記録した。一方、季節調整後の前期(1〜3月)比GDP成長率は1.3%だった。