2021年2月23日
ブコ (Buko): ココナッツの実の若いやつ
文章、写真: 美山 治 (ミヤマ オサム)
Text & Photograph: Miyama Osamu ※公設市場での写真はチビ
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画像1: ブコ
チビがココナッツを買ってきた。今回買ってきたのはココナッツの実でも緑で若い方の「ブコ (Buko)」。
以前紹介したのは歳をとった「ニョグ (Niyog)」。毛むくじゃらのやつだ。
さてブコの中のゼラチンはジュースに入れて飲んだり、ブコパイにして食べたりするんだけど、味のついてないのは食べたことがない気がする。
口に入れると甘みはすごく薄い。チビは砂糖をまぶして食べてるが、もしかしてこれは醤油で行けるかも。
醤油につけて食べる。これはお刺身みたい。エンガワ?
形と色から錯覚しているだけかもしれないが食感がエンガワっぽいんだよなあ。
「また、わけのわからないことを。。」という表情でみていたチビが一口つまむ。「お刺身みたい」だって。その後、砂糖は洗い流し醤油をつけてバクバク食べ始めた。
動物性の蛋白、脂質がないのでさっぱりとした後味。ココナッツの爽やかな香りがするので魚そのものの味ではないけど、わさび、生姜などをそえてゴマ油でもたらせば初見では見破れないかもしれない。
白身魚のあんかけみたいな感じで甘辛いタレと葱を添えてもいいかもね。
今度やってみる。
画像2: 素人には無理なので外側だけ割ってもらう
画像3: 家で2つに割ってみた
画像4: スプーンで実を掻き出す
画像5: 左下のコップはジュース。ポカリスエットみたいな感じ
画像6: ちょっと湯通しして冷水で〆る
画像7: 醤油をつけてイタダキヤス
画像8: 歳をとったニョグの中身はこんな感じに 2013/05/21撮影