2012年6月8日
OkraとAmpalaya
写真、本文: 美山治 (ミヤマ オサム)
Photo, Text: Miyama Osamu
近所のサリサリの前で時々野菜を売っているおばさんからまた野菜を買わされた。オクラとニガウリ、あわせて20 pesos。これはおばさんの言い値なので、オクラ一本幾らなのかは定かではない。オクラは写真に写っている分量をガシッとを掴んで「これくらいかね」と私に見せる。本数なんか数えてない。私が「全部でいくら?」と聞くと「20ペソ」と答える。この人はいつも10ペソ刻みで物を売る。オクラとニガウリの二種類だから 2 x 10 で20 pesosだ。世界で一番適切で正確な物の値段だと思う。
誰でも知っていることを少し解説しよう。Okraは日本のオクラと同一語源なのか定かではないが、オ-クラのように「お」にアクセントをつけると、そのままタガログ語として通じる。ホテルオークラのつもりで発音すると完璧だ。マニラで出回っているのは少し成長しすぎていて筋張っている。「ピナクベット」と呼ばれるフィリピン料理のように他の野菜と煮て食す。生でかじるとやっぱり硬い。ルスタンス・スーパーマーケットのようなところに行くと、有機栽培野菜コーナーに日本で流通しているような小ぶりのやつが同じくらいの量でもう少し高めの値段で売られている。
アンパラヤの日本での呼称は言わずと知れたニガウリ、沖縄地方でゴーヤ。これは見た目も味も日本のと変わりないと思う。解説の必要なし。明日は豚肉を解凍しよう。
今日の教訓:野菜の写真は太陽光の下で撮ったほうが綺麗だ。
----注-----
2012年時点のYahoo外国為替相場で 10ペソは18.30円 (20 pesos で36.60円)
Yahoo外国為替相場: http://quote.yahoo.co.jp/m3
2012年5月24日
Talbos ng Kamote (サツマイモの葉っぱ)
ちなみに2束で10ペソ。Yahoo換算レートで 18.18円。安すぎる。そういえばサラダにしたら美味しいよと言われたのだけど、週末までまだシャキっとしてたら助言通りサラダにしてみよう。うまく行けばサラダを作るとき、隙間を埋めるお手軽な緑になりそうだ。悪くなりそうならカレーに放り込めばいいか。
-----参考リンク------
以前のカンコンの記事はこちら: カンコン (Kangkong)
おすすめ: http://www.stuartxchange.org/Kamote.html
2010年6月2日
Bulaklak ng Kalabasa (カボチャの花)
写真、本文: 美山治 (Miyama Osamu)
"bulaklak ng kalabasa" は"kalabasa (かぼちゃ)"の " Bulaklak (花)"のこと。
以前、フィリピン料理店で"Bulanglang"という煮込み料理を食べたときに中に入っていた。
タラの芽のような軽い苦味と旨みがある。天ぷらにすると合いそうだ。ただし花なので食感は柔らかい。スーパーでは見かけたことがない。
画像はPasay市のBaclaranの市場にて2009年5月26日に筆者撮影。
値段は失念した。5-6本を輪ゴムで縛ったやつが10ペソとかそれくらいだったように思う。