本18日,フィリピン・クラークにおいて,日フィリピン経済協力インフラ合同委員会の第8回会合が開催されました。日本側からは和泉洋人内閣総理大臣補佐官他が,また,フィリピン側からはカルロス・G・ドミンゲス財務大臣(Mr. Carlos G. Dominguez, Secretary of Finance)及びアーネスト・M・ペルニヤ国家経済開発庁長官(Mr. Ernesto M. Pernia, Secretary of National Economic and Development Authority)他が出席しました。
今回の会合では,2017年10月にドゥテルテ大統領が訪日した際に発表した「今後5年間の二国間協力に関する日フィリピン共同声明」のフォローアップを行い,マニラ首都圏の地下鉄事業や南北通勤鉄道計画等を含むインフラ整備,暫定自治政府発足を踏まえ新たな段階に入ったミンダナオ和平プロセスへの支援など,フィリピン政府が取り組む重要課題の解決に向けた協力について議論を行いました。
双方は,今後もこの委員会を通じて緊密な意思疎通を図り,具体的な協力案件の着実な実施を目指すことで一致しました。 ...