2021年2月18日
セレリオ更新@LTO編
>>「セレリオ更新@PMVIC編」の続き
【2月4日 午前8時23分】
LTO へ着いた時に駐車場はもう満杯気味で、大勢が建物の周りに居た
Land Transportation Office (LTO), Dasmariñas District Office
Address: CC Compound, Don Placido Campos Ave., Brgy. Sabang, Dasmariñas, 4114 Cavite
Tel: 046-489-7988
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入り口で警備員が番号札を配っている。
「車両登録の更新で来ますた」
「検査はどこで受けた?」
「Dasca で」
「おk、58番だ。後で呼ぶからそこの列に」
なるほど先日見た通り、PMVIC 発行の検査書類しか受け付けないのかしらん。
Dasca で貰ったチラシに記載の一文
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しばらくして、21〜25番が中へと呼ばれている。後一時間は掛かりそう。
【持参したもの】
・車両の登録証 Certificate of Registration (CR)
・昨年更新時の領収書 Official Receipt (OR)
・自動車検査システム報告書 Motor Vehicle Inspection System Report (MVISR) ※上記チラシで「MVSIR」と書いてあるのは誤記っぽい
・自賠責保険 TPL Insurance の LTO 用伝票
・現金2,000ペソくらい
【午前10時0分】
未だ31〜35番が処理中と、想定していた以上にノロノロ進行。スマホで5ちゃんねるへアクセスするも信号が弱くて読み込めず、キャッシュに保存されてる古いスレしか見れない。太陽の動きに合わせてめいめい席を木陰へ移動するけれど、日向に一人だけ居眠りの男性が残っている。口をぽかんと開けながら空を仰いでいて、そのうち泡吹いて倒れるんじゃね。若いヤングがつついて「おっちゃんそこ暑いで、こっちや」と促す。
あまりに退屈なので席を立ち散歩する。駐車場の奥がいつの間にか走行コースに改修されており、トライシクルの側車を外したゴツいバイクで女の子がヨタヨタ走っていた。検定員が見当たらないから練習なのかな。一度 TMX とか Barako を運転してみたいなあ。戻ると席は空いてなくて入り口近くの石段に座り、スマホで今度は大富豪に興じた。
【午前11時10分】
「ヘイ、午前は50番で終わりだ。飯食って午後1時に戻って来いや」と親切な警備員氏。あいぃ…
敷地内の食堂にてバングス揚げ、長豆とカボチャのココナッツミルク煮、ご飯、ミネラルウォーターで計135ペソ
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駐車場の車内でしばしお昼寝ヽ(´−`)ノ
【午後0時30分】
あらためて散歩した。「NO NOON BREAK」と書かれたポスターの横に「正午〜午後1時は事務所内消毒のため窓口を閉めます」と貼り足してある。照明が消えた室内で幾人もの職員が机に伏したり椅子に仰け反っているのは、薬剤を撒かれる前に脱出し損ねたのだろうか。なんと恐ろしい。
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【午後1時0分】
何事もなかったように場が再開した。
【午後1時45分】
ようやく中へ入り、Customer Service で書類を提出して整理券を受け取った。
【午後2時17分】
Evaluator から申請が通ったと告げられ ε-(´∀`*)ホッ 廊下を回って会計窓口で最後の待ち。ここは冷房が効いてて良い。大富豪は飽きたので、受付状況が示されているモニタをひたすら凝視する。この時、朝からの妙な違和感が分かった。今日ここで手続きしている人の殆どは車両登録で、運転免許の人がやたら少ない。一つだけ開いてる Licensing の窓口に待ちは数人。そういや前に防疫措置下で予約制になったとか聞いたけど、現在 LTO の予約ページはアクセス不可だし詳細不明。とりあえず自分にとっては先の事で関係ないが。
【午後2時42分】
名前を呼ばれて支払い、領収書を受け取って完了。時間は費やしたものの特に問題なく終われたのが何より。。。
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【後日】
どうも最近メディアがこの話題で盛り上がってるなと思っていたら、こんな記事が↓
2021年2月11日付 Philippine News Agency: Motor Vehicle Inspection System no longer mandatory: Palace
…ま、いいんだけどね(@@;
2021年2月18日の為替レート:1ペソ=2.18円
※Yahoo!ファイナンス [FX・為替] より参照
投稿者 wax : 21:55 | バイク・車 | - | -
2021年2月8日
セレリオ更新@PMVIC編
我が愛車スズキ・セレリオは、毎年2月が登録の更新時期となっている。
Land Transportation Office (LTO) 公式サイトの車両登録に関する FAQ
LTO へ運転免許の件では行くけれど、車両については知人や業者に代行してもらうのが常で、自分でやった事があるのは紛失した書類の再発行くらい。昨年は車とバイクのいずれも普段通りに済ませた。実はこの時状況が大きく動き始めていた、と知ったのはつい最近 (^^ゞ
2020年2月5日付 Rappler: Private emission testing centers will not be phased out - DOTr
2020年12月22日付 Manila Bulletin: DOTr pushes long-delayed motor vehicle inspection system
従来の Private Emission Testing Center (PETC) による排ガス検査だけでは不十分につき、新たに設立された Private Motor Vehicle Inspection Center (PMVIC) による総合的な検査で合格する必要があるらしい。
なんか日本の車検みたくなるっぽい。周りの人に手続きの実態や代行の可否を尋ねたいが、コロナ禍にて家賃や電気代を払うのもままならず「更新は後回しで、しばらく無登録・無保険で運転するよハハハ」などと言われても反応に困る。ちょうどの機会でもあり、今回初めて自分でやる事にした。お役所本庁からは情報が乏しいものの、地方支所の Facebook ページや Top Gear Philippines が役に立った。
【2/2】
9時頃に、アギナルド・ハイウェイ沿いの闘鶏場 Dasma Coliseum 裏に位置する PMVIC "Dasca" へ着いた。
Dasca Automotive Inspection Center
Address: R-2 Emilio Aguinaldo Highway, Brgy. Salitran 2, Dasmariñas, 4114 Cavite
Tel: 0915-684-7961
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駐車場へ入るとスタッフの女子が寄って来て、灯火類やタイヤの減り具合などを目視で確認する事前検査。オッケー^^で車を停めて事務所へ向かっていると、後ろから追いかけて来た。
「先ほど抜けてました。Early Warning Device は積んでいますか?」
「えっ…と、三角表示板だっけ? は持ってないお」
「検査の合否に関係ないけど、搭載は義務だし何より事故の時に危ないから入手すべきですよ」
「あい、ごもっともで(汗;」
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LTO: Memorandum Circular No. VPT-2012-1609
Revised Rules on the Implementation of the Early Warning Device (EWD) Requirement ※PDF形式ファイル
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マジカヨ知らんかった... orz
玄関前で10人ほどの列に並ぶ。建物の脇から来たヒュンダイ車が我々の側に停まり、作業着姿の兄ちゃんが降りる。横から「終わったのよね?」とご婦人が近寄るも、「マム、お待ちを」と半開きのドアに掃除機みたいなのを押し込む。スイッチを入れた途端、瞬く間に車内が白い煙で充満した。「ちょwwwww」「消毒ですヨ」と兄ちゃんは親指を立てる。すべての作業が終わり、車へ乗り込んだご婦人は窓を全開にして、ゲフンゲフンと煙を手で払いながら走り去った。
事務所へ入ると窓口で検査代金を支払い車の鍵を預ける。ここでは自賠責保険も扱っており、ついでに申し込んだ。
・Light Vehicle Inspection: 1,680ペソ
・TPL Insurance (Auto Insurance for Third Party Liability|対人補償10万ペソ, 1年契約): 950ペソ
※VAT12%込み
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領収書と整理番号のタグを受け取った後は、ベンチに座り結果を待つだけ。前方のモニタに番号が表示され、窓ガラス越しに作業場が見える。
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それにしても、シャシーの裏側とかライトの光軸とか速度計の精度まで調べられちゃうってヤバくね? 手造りジープなんてどうするの??(@@;
順番待ちと合わせて約1時間後に窓口から呼ばれ、「合格です」と Motor Vehicle Inspection System Report (MVISR)、保険証、そして車の鍵を受け取った。外装はボロでもエンジン関係と足回りはケチらず点検整備しているから大して不安がなかったとは言え、やはりホッとする。ちなみに不合格の場合は、60日以内に指摘箇所を修理した上で再検査となる(要750ペソ)。
後ほど LTO へ提出する MVISR (クリックで拡大)
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玄関前に停められたセレリオのドアを開け、ん?消毒剤を撒かれた気配が無い。。。あれは女性専用のサービスなのかしら。ま、いいや ( ̄− ̄)
帰りにウォルターマートのハンディマンで三角表示板を購入した。
Early Warning Device 680ペソ ※VAT12%込み
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まずはあっさり第一段階終了!
2021年2月8日の為替レート:1ペソ=2.20円
※Yahoo!ファイナンス [FX・為替] より参照
>>「セレリオ更新@LTO編」へ続く
投稿者 wax : 17:36 | バイク・車 | - | -
2020年10月5日
Easytrip まとめ
>>「現金レーン廃止!?」の続き
10月1日に「購入から7日過ぎて未だアカウントが作れねえぞゴルァ」とサポート部署へメールを送ったけど応答なし。まあ電話が繋がらないとか Facebook のページに数百もの苦情が寄せられている現状では、お手上げなのだろうw
【10/4】
そんな Facebook で、一つのスレッドに注目した。
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「ウェブページでは認証を待てと言われるが、スマホアプリ経由ならばアカウントがすでに認証済みで、ロードの残高や利用履歴が確認出来る。実際に高速道路で使ってみた」という内容だ。早速そのアプリを導入したけど、車両と Account Number を登録しようにも [SAVE] が機能せず保存されない。ダメじゃん。
朝メシ後に今一度見直す。車両の画像うpは後でいいやの横着が誤りだったらしく、画像ファイルを用意した上で進めると Save が行われて登録完了した (^^ゞ
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という訳で、残高500ペソが表示されている。
BPI から500ペソをチャージして、残高は1,000ペソに
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RFID Sticker をフロントガラスの車内側に装着した。アルミテープの真ん中に極小ICチップがあり、強く押すと壊れるらしい。なんか斜めに貼り付けちゃったけど (゚ε゚)キニシナイ
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さてさて、撮影助手を乗せて実地検証へ出発ぢゃ。
SLEX: Carmona - Greenfield [撮影:ミニー]
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CALAX: Greenfield 入口 [撮影:ミニー]
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Laguna Technopark - Laguna Boulevard [撮影:ミニー]
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Santa Rosa City 出口 [撮影:ミニー]
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期待と不安で胸がドキドキ(笑) 前のフォード車は読み取りエラーらしく、運転手が会員カードを係員に渡して手動決済している。ワタクシの番になり、停止線でブレーキを踏んで約一秒、ピッ「47ペソ」と前方の機器に表示されて信号が赤から青へ変わり、遮断器が上がった ε-(´∀`*)ホッ
戻りの Greenfield 出口も滞りなく通過した [撮影:ミニー]
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赤の経路:SLEX (South Luzon Expressway)
青の経路:CALAX (Cavite-Laguna Expressway)
スマホアプリ上で、残高は Greenfield - Sta. Rosa City 往復の通行料金 47 x 2 = 94ペソが差し引かれて906ペソへ更新された。ただし「Transactions」に詳細が表示されず、24時間以上経った10月5日夜においても同様。
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若干微妙ではあるけれど、自宅に居ながら Easytrip RFID を導入しますた! (゚∀゚)
【まとめ】※前回の記事と合わせて
1) Shopee/Lazada で「Easytrip Stick-it-Yourself RFID」を注文確定後、商品説明にあるURLのページで個人、車両、注文IDの情報を登録する。出品者が Easytrip Services Corporation の場合に必要な作業で、これを行わないと出荷されず注文が取り消されるとの伝聞あり。
2) 商品を受け取り後、スマホにアプリ (Android用/iOS用) を導入する。ログイン設定、個人、車両の情報、そして会員カードに記載の Account Number を登録して、アカウントが認証済みであること、ロードの残高表示
3) 車両の形状によって RFID Sticker を装着すべき場所が異なるので、説明書を熟読すること。
4) イザ出陣! 不意の事態に備えて、会員カードと現金を忘れずに。
2020年10月5日の為替レート:1ペソ=2.18円
※Yahoo!ファイナンス [FX・為替] より参照
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【追記:2020年10月9日夜】
アプリの「Transactions」に詳細が表示されることを確認した。5日後…(@@;
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※「Mamplasan」は Greenfield 料金所の別名
投稿者 wax : 16:22 | バイク・車 | - | -
2020年9月28日
現金レーン廃止!?
コロナ禍対策により2020年11月2日以降、有料道路は完全キャッシュレス化で現金レーン廃止 (゚д゚ )!?
8月27日付 GMA News Online: DOTr requires toll road operators to go cashless on or before Nov. 2, 2020
ええと、本件の Toll Road とはいわゆる高速道路の事で、Kennon Road や Halsema Highway みたいな一般有料道路は含まないのかしら?
フィリピンの ETC は RFID(ICタグ)を用いる方式で、規格が Autosweep と Easytrip の2つに分かれている。
Autosweep RFID 対応の道路
South Luzon Expressway (SLEX)
Metro Manila Skyway
NAIA Expressway (NAIAX)
Muntinlupa-Cavite Expressway (MCX)
Southern Tagalog Arterial Road (STAR Tollway)
Tarlac-Pangasinan-La Union Expressway (TPLEX)
Easytrip RFID 対応の道路
North Luzon Expressway (NLEX)
Subic-Clark-Tarlac Expressway (SCTEX)
Manila-Cavite Expressway (CAVITEX)
Cavite-Laguna Expressway (CALAX)
C-5 Southlink Expressway
ワタクシの愛車セレリオが Autosweep を導入している事は以前に書いた。Easytrip 対応の道はあまり利用しないけど、今後現金払いが不可であればこちらも導入せざるを得ない。っていうかコストがほぼ無料で、付けちゃえば料金所の渋滞で延々待たされる事なくウイルス感染のリスクも下がる訳で、良い機会なんだよね。申し込み手続きに行くのがひたすら億劫なだけ (^^ゞ
【9/14】
数日前に Facebook でバコール市役所の告知を見かけて、行くべえと予定を立てていた。
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しかし当日、どんだけ大勢が集まって駐車場や受付で待たされるのだろうかと想像した途端に行く気が失せた。自宅からそう遠くないタウンセンターでもヤダ (´Д`)
何気なく公式サイトを見ていると、「セルフな導入パッケージ『Easytrip Stick-it-Yourself RFID』を自宅へお届け!」てな案内が。自分で RFID Sticker を車体に貼り付けて、ネット経由でナンバー等の情報を登録する仕組みだって。配布場所へ赴いて燃料と労力と時間を費やしソーシャルディスタンスに気を遣う必要がない。今まで気づかなかったけど、かなり良さげじゃん。早速案内に従い Shopee と Lazada へアクセスするも、双方共に売り切れ。まあ気長にチェックしませう。どうせ州外へ旅行出来るのは、おそらく来年になりそうだし。
【9/17】
朝一番に Shopee を見ればおお在庫大量 (゚∀゚)!! 速攻でポチった。
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購入代金の500ペソは初回チャージ分として通行料金に充当されるので、実質的なコストは送料40ペソ(※画像には映ってない)のみ。ゴニョゴニョ手続きを終えて元のページへ戻ると、在庫数が一気に100くらい減ってた。
【9/20】
ステータスが「出荷準備中」のまま動かない。出品者である Easytrip Services Corporation について、"Cancellation Rate: 73% - the percentage of orders (out of total orders) cancelled by seller or by system in the past 7 days" ってマヂスカ!?(@@; レビュー欄は「もう3週間待ってるけど!?」「チャット応答しねえええ」「勝手に注文キャンセルすんな氏ね」とか殺伐してる一方、迅速な対応ありがとうなんて高評価もあってワケワカメ。その中で「念のためお前らに言っとく。手続き完了後、商品の説明に書いてあるURLのページで情報を登録しないと、出荷されず注文が取り消されるぞ」に注目。
当該ページは確かに一度見たけど、まだ届いてないモノに記載されてるという Account Number はどうするのだ。あらためてよく見れば、それは登録に必須な情報じゃないらしく、そんな項目がわざわざ存在してる意味不明っぷり。んじゃポチポチッと個人情報、車両の詳細そして注文IDを、、、で送信ボタンをクリックすると、入力した内容を確認・修正出来るステップもなくいきなり「登録されました!」ってあのなぁw
【9/23】
昨日午後にステータスが「配送中」となり、夜の内にカビテの中継所へ回されて、昼前に届いた ε-(´∀`*)ホッ やっぱ登録作業が効いたのかナ? 件の親切なカキコにいいね!を付けた。
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さてさて、まずはロードのチャージや残高の確認が出来るようにアカウントを作らねばと、公式サイトの「Register Here!」へアクセスする。

(゚Д゚)ハァ!?
9月28日午前10時現在、状況は変わらず。。。(次回へつづく)
2020年9月28日の為替レート:1ペソ=2.17円
※Yahoo!ファイナンス [FX・為替] より参照
投稿者 wax : 11:05 | バイク・車 | - | -
2020年3月13日
絶品カニみそ
近頃通い始めたスーパーで「(´・∀・`) ヘーこんなの売ってるんだ」と連れがつぶやく。買って良いかと尋ねられない限り生返事でカートを進めるのが常だけど、「タバ…」と聞こえて思わず反応した。
Taba ng Talangka (蟹の脂≒カニミソ) の瓶詰めは昔何度か食べて、妙に甘かったり添加の油がクドかったりで長らく避けていたものの、今回懐かしさに惹かれて購入した。
Pure Taba ng Talangka - 227g (8oz) 250ペソ
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瓶に記載されている原材料と販売業者
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【購入した店】
AllDay Supermarket Dasmariñas
Address: 2/F Vista Mall Dasmariñas, Emilio Aguinaldo Highway, Brgy. San Agustin 2, Dasmariñas, 4114 Cavite
Tel: 046-419-8400, 046-402-5204
Store Hours: 8:00AM - 9:00PM
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この銘柄は塩気、酸味、ニンニクが効いて甘くない。油臭さも感じられず美味。ご飯に添えるのはもちろん、トーストに塗ってもベリグー。 当サイトの管理人氏はパスタソースに活用しているらしい。
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酒の肴としては、ビールよりジンやラム酒に合うっぽい♪
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※ロイターの「外国為替」2020年3月13日時点のレート:1ペソ=2.0935円
投稿者 wax : 10:38 | 飯・酒ネタ | - | -
2020年2月15日
Banaue 旅行 2
>>「Banaue 旅行 1」の続き
【2/6】
朝の山村は小雨まじりに霧が降りて異次元に寒い。宿から見える学校の門前にトライシクルが集まり、吊り橋から通りを駆け抜ける者、のんびり歩く者。校庭には大勢が整列して、すでに朝礼が始まっている。時刻は6時半。
[撮影:ミニー]

この洋風ソーセージは妙に柔くて味が薄い。対してミニーのロンガニーサはシャウ並の歯ごたえ甘さ控えめ香辛料ビンビンで、マーガリンライスと相性がよろしい。食堂へ吹き込む冷気に身震いが絶えぬ。

8時前に宿を出発。霧が濃くなり、雨も強くなってきた。てかめっちゃ寒い ((((;゚д゚)))) 車のエアコンを暖房モードにすると相方が歓声を上げる。ヌエバ・ビスカヤの実家はこの時期かなり冷えるけど暖房器具が無く、重ね着して毛布にくるまってるのだそう。
[撮影:ミニー]
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ライトを灯して慎重に走る。やがて雨は止み、10時頃にマウンテン・プロビンス州のボントックへ着いた。
Municipality of Bontoc, Province of Mountain Province
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繁盛している食堂で5分ほど並び、昼メシ2人分を250ペソでテイクアウトした。
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ハルセマ・ハイウェイを進みサバンガンでバウコ方面へ右折。川沿いを上がったり下がったりのクネクネ道は路面も景色も良くて楽しい。セルバンテスの道端で昼食。大きなフライドチキン、人参とインゲン豆どっさりを一気にかき込んでお昼寝。ああ写真を撮り忘れた。。。
再び走り出すと、しばらく静かだった相方がよく喋る。車酔いしてたけど、ご飯食べたからもう大丈夫だって。サーキットの狼うおおお!な運転で (´・ω・)スマソ
[撮影:ミニー]
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15時頃にタグディンでマッカーサー・ハイウェイへ左折。初めてマウンテン・プロビンスから南イロコスへ抜けた。さて今夜はダグパン辺りで泊まろうか。
サン・フェルナンドの迂回路が混んでてノロノロ。ようやく抜けてアグーへ入った所で日が暮れた。「ダグパンまで電池が持たない、と私は考えている」と相方がスマホを弄りながらつぶやく。「パワーバンクあるっしょ」「そういう事じゃなくて、ヘヘヘ」むぅ…見透かされてる(?)
郊外へ出た途端に詰まり、完全に停まって20分くらい。「反対車線に車が走ってないよ」うん、おかしい。Google マップによれば両方向共に数キロ渋滞ってマジすか。更に待つも変化なし。前のトラックが対向のバイクを呼び止める。会話は聞こえないけど「何が起きてんだ?」「さあね、当分動かないよー (ヾノ・∀・`)ムリムリ」てな感じっぽい。
Uターンしてサン・フェルナンドへ戻ろう。落ち着くまで後2時間はかかるかな。「さっきアグーへ入る手前で『ベッド&朝食』って看板を見た」と言うけど、それって田舎の幹線道路沿いにありがちなボロいラブホテルじゃね。いやまあこの際ビールが飲めて寝られりゃ別にいいか。
Agoo Swimmers World Resort & Hotel
Address: MacArthur Highway, Brgy. San Agustin Norte, Agoo, 2504 La Union
Tel: 063-682-0464/ 0915-550-3282
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思い込みは外れて、プールリゾート施設だった。2人部屋・温水シャワー・朝食付きで1,500ペソ。バナウエと同様こちらの宿も食堂が休業中。街から離れていたので、ジョリビーの出前を呼んだw
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※ロイターの「外国為替」2020年2月22日時点のレート:1ペソ=2.1915円
投稿者 wax : 10:36 | 日常・その他 | - | -
2020年2月10日
Banaue 旅行 1
【2/5】
7時半にサン・ホセの宿を出発してダルトン峠(別名バレテ峠)を越え、10時半頃にバヨンボンでミニー@帰省中と合流して一路イフガオ州へ。快晴の下順調に進み、ラガウェを過ぎた所で弁当を広げた。
Municipality of Lagawe, Province of Ifugao
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隼人瓜の葉茎、トマト、赤タマネギの魚醤ドレッシング和え
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バサと青唐辛子の酢煮
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14時半頃バナウエ到着。一昨年にここを逆方面から通過したけど、今回は8年ぶりに滞在する。昔と違って町の中心部は路駐禁止になり、広場になんと駐車タワーが ( ゚д゚)!?
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交通警官曰く「今は無料で数日間利用もおk。まだ工事中だから車が汚れるかも」との事。なるほどコンクリート剥き出しの建物内はホコリっぽい。谷間の小さな山村で威容を感じる光景なれど、天候が目まぐるしく変わる地にて屋根付き駐車場は快適。
今の時期は混んでおらず、その場で空き宿ゲット。2人部屋・温水シャワー・朝食付きで800ペソ。本日は宿内のレストランが休業なので、晩メシを外で調達せねば。
Halfway Lodge & Restaurant
Address: Banaue-Mayoyao-Alfonso Lista-Isabela Boundary Road, Brgy. Poblacion, Banaue, 3601 Ifugao
Tel: 0928-521-4522/ 0915-464-8921
車で10分程のバランガイ View Point へ行く。崖上の道沿いに集落が連なる、自治体名通りの展望場。
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絶景と涼やかな空気を満喫していると、何やら青白い煙がモウモウ漂って来た。
下の方で野焼きが始まり、風向きはこちらへ直撃コース。燻製にされては堪らないので、記念撮影もそこそこに撤退。「髪と服が煙くさあああっ! ヽ(`Д´)ノ」相方ブチ切れ。
町へ戻り、みやげ物店を冷やかしにぶらぶら歩く。
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どうも電池切れが近い模様で、時折全身が痙攣して意識を失いそうになる。メシネタを求めて食堂へ入るが誰も居らず、奥を呼んでも応答が無い。17時前じゃ準備中かな。路端売りのBBQやすり身揚げでもいっか。足元がおぼつかなくなってきた。「ねえビール買って宿へ帰ろうよ。あたし全然お腹空いてないし、弁当の残りとスナック菓子でいいじゃん。てか早く髪洗いたいんだけどマジで」との言に同意した。
普段は飲まぬ赤馬がめっちゃ美味い宿のベランダ席。向こうで若い白人カップルがキャッキャウフフ♪と自撮りしてる。やがて女は柵をよじ登り、男が「おおハニー危ないよ」とか言ってんの。おちちゃえばいいのに (^p^)
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日が暮れても引き続きベランダで呑む。寒くてガタガタ震えるミニーに場所を変えようと訊くも、楽しいシチュエーションだからここでと言い張る。宿の女主人から、今晩は我々の貸し切りで、22時の消灯後は部屋へ戻る際戸締まりを忘れずに、と頼まれた。
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目の前に真っ黒な山影とポツポツ映える明かり。崖下から響く川のせせらぎとトライシクルの走行音。今回8年ぶりだけど、以前は毎年ペースで10回くらい来てたんだよな。あらためてバナウエは素晴らしいと実感した次第。
※参考:2018年2月17日にバナウエを通過した時の記事
※ロイターの「外国為替」2020年2月10日時点のレート:1ペソ=2.1631円
>>「Banaue 旅行 2」へ続く
投稿者 wax : 16:11 | 日常・その他 | - | -
2019年9月26日
SRRV 取得
6月末で退職したのだけど、フィリピンで居座り続けるために特別居住退職者ビザ "Special Resident Retiree's Visa (SRRV)" を取得した。ビザの概要についてはフィリピン退職庁(PRA)のサイトを始めとするネット記事で善悪諸々の情報が得られ、代行業者「フレンドシップツアー」へ依頼した手配は滞りなく進んだ。
【SRRV (Smile) の取得費用】
PRA への支払い
・預託金:20,000米ドル+手数料等 ※詳細を後述
・申請料:1,760米ドル ※詳細を後述
代行業者への支払い
・基本手数料:20,000円 ※日本の口座へ
・提出書類の手配・翻訳及び認証:20,000円 ※日本の口座へ
・健康診断書の作成:2,400ペソ
・9A観光ビザの29日間延長:4,130ペソ
※日本への渡航費、戸籍・住民票等の写し発行手数料、犯罪経歴証明書の申請と受取で他県の警察本部へ二度往復した際の費用は省略
−−−−−−
PRA のオフィスが入居するシティバンクタワー@パセオ・デ・ロハス通り沿い
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しかし「申請者が現在までフィリピンを基盤として長期滞在している」ことにより、上記 PRA への預託金を日本で送金手続きした際には、思わぬ足踏みを強いられた。
【フィリピン側の資金では不可】
日本から送金ではなくこちらのペソを動かせば、両替や送金の手数料を節約出来るんじゃねと考えたが、代行業者曰く「外国人を招き入れるという形式上、必ず国外から米ドルにて送金する必要がある」とのこと。
【母上の名義で】
ネットで「日本の銀行にて外国送金は、現金の持ち込み不可で口座預金とマイナンバーの届け出が必須」と見た。口座は持ってるけど、住所を除票していてマイナンバーが無い。ビザ申請者以外の名義で PRA へ送金しても受理されると聞き、日本へ渡航する前に、資金を新生銀行から実家の母上が口座を有する横浜銀行へ移した。
【7/16 午前:横浜銀行にて】
母上と一緒に行った。新生銀行側の履歴を確認したいと言われ、仕様上通帳が存在しないので、持参したスマホの画面で見せた。30分程待たされると、責任者らしき人が現れた。
「誠に恐縮ですが、昨今は当局の指導が非常に厳しく、他人名義の外国送金はお子様の留学資金等ごく限られた事情でしかお受け出来ないのです」
「子供のビザ取得に関わる預託金を当該国の政府機関へ送金、ですけど?」
「事情を重々承知にて、本部と討議した上での結論でして」
むぅ…ラチが明かぬ。仕方ない自分の名義で送金しよう、マイナンバーも取って。その場で資金を新生銀行へ戻すよう手続きすると、振込手数料を免除してくれた。
【7/16 午後:新生銀行にて】
役所からマイナンバーの通知カードが配達されるまで2週間程かかるそうだし、送金後に登録でもおkか訊いてみよう、てな軽い気持ちで行った。
「現在海外にお住まいですと送金はお受け出来ません。それはともかく、口座自体を解約させて頂きたいのですが」
「へっ!?( ゚д゚)」
「日本国内に居住されていない方は、そもそも口座を利用出来ません」
「明日転入手続きをして、マイナンバーも登録するですが…」
「いえ実情を知ってしまったので、今後もこちらの口座から外国送金はお受け出来ません。ちなみにお客様の意思で解約されない限り、国内の取引は当面可能です。ただ、政府の方針によってはいずれ…(ry」
やべえこれってヤブ蛇!?(@@;
【7/17:区役所にて】
転入した時点で即座にマイナンバーが発行されることと、通知カードの配達を待たずとも、この場で住民票の写しをナンバー記載込みで取って確認書類として使えることが分かった。
【7/18:三菱UFJ銀行にて】
長らく放置していた口座に望みをかける。昨日以来、今は紛れもなく日本国内に居住している身なのだ。改めて資金を移し記帳済みで、新生のオンライン履歴も印刷した。母上の通帳も借りて、イザ!
「新生さんから当行で、その前に横浜さん? 元々は新生から横浜…んんん??」
「いやあのつまり、ワタクシをシンセイのマイナンバーがヨコハマのハハにロンダリングでキンユーチョーガー!」
「ええと要するに、他行さんがお客様の資金による送金を受け付けず、結果としてお母様が出される資金を当行からお客様の名義で送金する、ということでしょうか?」
「ああはいそうです多分」
「なるほど分かりました。では、送金先の PRA を確認した上で進めます」
なんか微妙だけど、これでよろしw 待合席に腰掛けると禿しく脱力。。。
マンドクセ━━━━━━('A`)━━━━━━!!
参考リンク
金融庁:金融機関窓口や郵送書類等による確認手続にご協力ください
−−−−−−
・2019年7月18日の適用為替レート:1米ドル=108.84円
・送金額:(20,000+50米ドル)×108.84=2,182,242円 ※中継銀行で予期せぬ手数料が差し引かれる場合を考慮して、既定の2万ドルに50ドルを加算した
・送金手数料:7,000円
・支払銀行手数料:3,000円
合計:2,192,242円
−−−−−−
完了━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!
【8/6】
PRA で入金が既に確認されたとの連絡を受けてフィリピンへ戻り、代行業者のオフィスにて申請書の記入事項を最終確認し、日本で取得した犯罪経歴証明書を翻訳・認証してもらうべく渡した。
【8/15】
代行業者の担当と一緒に PRA オフィスへ赴いて申請書・申請料1,760米ドル(ペソ払いが可にて当日の適用為替レートで92,020ペソ)を提出して、近くのクリニックで健康診断書を作成、パスポートを預けて申請手続きが完了した。ここから承認まで1ヶ月〜1ヶ月半程日数を要し、この期間は原則フィリピンから出国が不可とのこと。
PRA オフィスの待合室
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【9/25】
ビザが承認されたとの連絡を受け、PRA オフィスでパスポート、IDカード、Development Bank of the Philippines (DBP) から発行された預託金の預り証書を受け取った。ただしこの日はゼネラルマネージャー氏が不在にて、ビザ本身の証書は後日署名された上で郵送してもらうよう手配した。
パスポートに貼られたシール
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IDカード
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預託金の証書
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【追記:10/1】
証書がバインダーに収められて届いた。
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左:入国管理局(BI)による、観光ビザを SRRV へ切り替える旨の指示書
右:会員資格を確約する証書
※ロイターの「外国為替」本日時点のレート:1ペソ=2.0658円
投稿者 wax : 17:08 | 日常・その他 | - | -
2019年9月7日
運転免許証の更新@2019
おひさあああ!!(@@;
色々あるけど、相変わらずフィリピンに居座ってまつ。
【9/5】
運転免許の更新でダスマの LTO へ着いたのは午前9時半頃にて、3年ぶり。
>>前回の更新は2016年9月20日に書いた
Land Transportation Office (LTO), Dasmariñas District Office
Address: CC Compound, Don Placido Campos Ave., Brgy. Sabang, Dasmariñas, 4114 Cavite
Tel: 046-489-7988
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受付で応対していた兄ちゃんは、ダウンタウンの浜ちゃんにクリソツ。
「免許証と前回の領収書を見せて。おお日本人か、何年住んでるん?」
「20年でし。ダスマは9年目」
「んじゃタガログ語でおk?」
「いや英語で…^^」
「ぇーコホン、まずこの用紙に記入して、向こうでメディカルチェック(身体検査)を受ける。終わったら、ここへ戻って来る」
「あい」
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会計窓口で検査の代金450ペソを支払う(前回は200ペソ)。部屋に入ると3人の女性スタッフだけで、待ちはない。身長160cm、体重58kgは申告通り。血圧担当の美人はスナック菓子を頬張りながら「モシャモシャ…ええと120、80、正常ね」。視力検査で指された最初の列は読めたけど次が全く無理。度が強い予備のメガネに替えようとするも「おkおkノープロブレム」。尿検査は今回も無かった。
受付に戻ると、浜ちゃんが女性と何やら言い合ってる。
「だ〜か〜ら〜領収書を再発行してからじゃなきゃダメだってば」
「免許証あるのに!?」
「進められないっす」
「おかしい、納得出来ない!」
「じゃ二階へ行ってミスター〇〇に訊いてくれる? 無理だと思うけど」
「ええそうするわ、アナタ話にならない!」
ご婦人は肩を怒らせながら階段の方へ。「めっちゃキレてるしw」「領収書失くしちゃなー」などと周りは苦笑。
−−−12年くらい昔の思い出−−−
パサイ市内を帰宅途中、住宅街の細道で検問に遭った。まあこの辺は治安があまり良くない。警官に免許証と更新の領収書、バイクの登録証と更新の領収書を見せて滞りなく通過したけど、自宅に着けば免許証以外の書類が見当たらぬ。あら、もしかして返されてなかったんじゃね? 慌てて分署へ行くと、ちょうど見覚えのある彼らが戻って来たところ。「んーポケットにもバッグにも無いよ。お前が落としたんだろ」「うる゛ーーー!?(@@;」。結局再発行を余儀なくされ、法律事務所で紛失した旨の供述書を作りマンダルヨン市とケソン市の LTO へ行ったりで非常に面倒だった。その後、別の検問で「おいおいオリジナル(原本)を持ち歩くな、コピーで良いんだぞ。失くしたらどーするwww」って言われた。。。
−−−思い出終わり−−−
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免許交付の待合室は改装されて冷房が効いてた。ベンチに待ち人は数人で、天井吊りのモニタに表示されている整理番号が刻々と変わり、処理がテキパキ進んでゆく。カイゼンすごい。呼ばれて示された支払額は652.63ペソ(前回は417.63ペソ)。
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身体検査と併せて値上がったなぁと思いつつ、渡された免許証を見ると、次回の更新は2024年だった。
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有効期間が5年じゃん!!ヽ(゚∀゚)ノ
期間が3年から伸びるらしいとはチラホラ聞いてたけど、確たる情報ソースが見当たらず周囲の実態も知らなかったので、忘れてた。時計を見れば正午前、約2時間にて完了♪ さてさてメシぢゃ。
Sinigang na Pata with Rice 82ペソ
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敷地内の食堂で食べた豚足のシニガン美味し!( ^ω^ )
【掛かった費用】
メディカルチェック: 450.00ペソ
免許更新: 652.63ペソ
駐車料金: 10.00ペソ
合計: 1,112.63ペソ
※ロイターの「外国為替」本日時点のレート:1ペソ=2.0605円
投稿者 wax : 20:45 | バイク・車 | - | -
2019年3月6日
Vigan 旅行 2
>>「Vigan 旅行 1」の続き
【2/24】
ホテルで朝食後、街を散歩した。
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Hotel Veneto de Vigan
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Saint Paul Metropolitan Cathedral
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朝の旧市街
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エンパナーダの店に飾られていた絵
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ロンガニーサと、昨晩美味しかったバグネットを購入した。
Longganisa: 12個入 100ペソ, Bagnet: 500g 200ペソ ※帰宅後に撮影
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10時頃にホテルをチェックアウト。当初の予定は本日帰宅だったが、昨日同様の走り通しでは身体が持たぬ。かと言って、ここでもう一泊すると明日Uターン渋滞に巻き込まれる。帰路でどこかへ寄るか、そもそも空き宿があるのか、走りながら検討しよう。
Old Quirino Bridge (Banaoang Bridge)
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国道に並行して鉄道橋!?と近づいたら旧道だった。後で調べると、今も昔もここに線路は敷かれていない (^^ゞ 名所らしく、ググれば記事や写真が散見される。
州境の道端で昼メシ。ミニーは先ほどのエンパナーダで、ワタクシは昨晩テイクアウトしたバングス焼きとご飯。車の窓やドアを開けると、林の空気が心地良い。
「どこに寄るか、決めた?」
「んーパンガシナンを回るには遅いし、直でスービックかなあ」
「宿無さそう。ていうか、わざわざ観光地へ行かなくても」
「じゃ、経由地のタルラックとか」
「スマホで探してみるね」
走り出してしばらくすると、彼女は寝てしまった。来る時はサン・フェルナンド市街でひどい渋滞にハマったが、戻りは迂回路を快調に進む。ロサリオを経て TPLEX へ入る頃には日が傾き始めていた。
隣が「眩しい!暑い!」とやかましい。スマホの通信が断続的で空き室の有無が表示されず、先方へ電話も繋がらないと言う。住所と地図は見られるので、とりあえず行ってみよう。Tarlac 出口から国道へ向かい、SM の先に当該ホテルの電光看板があり、右折して警備員が居ないサブディビジョンの門を通過。街灯が無く真っ暗で不安になるが、果たして地図の通りに着いた。空き室有りとの事で一安心 ε-(´∀`*)ホッ 広々とした部屋に温水シャワー付きで、思いの外よろしい。
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Asiaten Hotel
Standard Twin - 一泊1,999ペソ(朝食2名、VAT12%、サービスチャージ10%込み)
Address: #18 Don Gregorio Avenue, San Sebastian Village, City of Tarlac, 2300 Province of Tarlac
Tel: 045-982-0355/ 0927-590-4939
※翌2/25朝に撮影
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晩メシは、さっき国道沿いに見かけた所で。
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怪しげな店名とは裏腹に本格火鍋!! (;゚∀゚)=3 ラム肉、豆腐、海老すり身、ほうれん草、えのき茸、中華麺、ビール2本、西瓜シェイクで合計1,460ペソ。相方も喜んだようで何より♪
Ichi-Chan Shabu Shabu Restaurant
Address: 3M Bldg., MacArthur Highway, Brgy. Ligtasan, City of Tarlac, 2300 Province of Tarlac
Tel: 045-491-4176
【うまいもん】
ビガンで入手したバグネットは、そのままカットして食べられる。玉ネギを添え、カラマンシーの絞り汁と酢を和えてハーブ入り海塩を振ると、おつまみチャーシューっぽくて美味し!d(^o^)
※3/5撮影
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※ロイターの「外国為替」本日時点のレート:1ペソ=2.1418円
投稿者 wax : 09:47 | 日常・その他 | - | -
2019年3月1日
Vigan 旅行 1
【2/23】
夜明け前の4時にカビテを出発し、MCX → SLEX 経由で C-5 へ。ケソン市内ミンダナオ通りの NLEX 入口前で詰まる。何事かとジリジリ進めば、真ん中で高級 SUV とジープが身を寄せ合っていた。高速道路へ入ると空が白む。朝食をとサービスエリア(SA)に寄るけど満杯で、先が思いやられる。結局、敷地の脇で昼メシ用の弁当を広げた。駐車禁止も皆で止めれば怖くない。パンとチーズに、牛肉とゴーヤーの魚醤炒め。連れのミニーが「コーヒー飲みたい」とボヤくけど、並ぶの嫌だから却下 (´・ω・`)
そろそろ燃料補給したいが、どのSAも車大杉。Urdaneta で一旦外れて国道沿いのスタンドへ。用足しから戻れば店員が「1000ペソ分でおk?」と訊いてくる。Full Tank で頼んだのに? まいっか。前後の窓も拭いてもらい、さてさて。
「あの兄ちゃん、満タンの指示に困惑してたよw」
「へっ?」
「機械の操作を迷ってたし、『1000ペソ分で足りる?それとも1500ペソ?』と訊かれたり。ここ田舎だから、皆数百ペソとか金額を決めて入れてるんじゃない?」
なるほどぉ (゚д゚)?
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高速を出てから6時間超走って尻痛杉凸 ともかく、18時頃に南イロコス州ビガンへ着いた \(^o^)/
【かかった通行料金】
MCX/SLEX: Daang Hari - C-5 150ペソ
NLEX/SCTEX: Mindanao Avenue - Tarlac 340ペソ
TPLEX: Tarlac - Urdaneta 216ペソ、Urdaneta - Pozzorubio 54ペソ
ここは18年くらい前に立ち寄って以来で、旧市街の雰囲気は相変わらず。
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散歩もそこそこにてw
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ピナクベットと焼き物(イカ、バングス、ティラピア、海老)
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ピナクベットはこの辺りが本場との事。具の豚肉は味を漬け込んで焼いて揚げた Bagnet という絶品。
気がつけばもう19時半。彼女が目当てにしていた噴水ショー「Dancing Fountain」は観られなくて残念。また来ましょう。
泊まった宿:Hotel Veneto de Vigan
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Hotel Veneto de Vigan
Address: Bonifacio Street, Brgy. 1, Vigan City, 2700 Ilocos Sur
Tel: 077-674-0938
Standard Twin - 一泊2,673.84ペソ(朝食2名、VAT12%、サービスチャージ10%込み) ※2/8 にアゴダで支払い
※ロイターの「外国為替」本日時点のレート:1ペソ=2.1585円
>>「Vigan 旅行 2」へ続く
投稿者 wax : 16:33 | 日常・その他 | - | -
2018年9月27日
Northpark Noodles
SLEX北方面 Mamplasan - Carmona 間のサービスエリア出口脇に麺店が有る、と知ったのはつい最近。
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昔、マカティ通りやアヤラセンターの店に行ったなあ。中へ入れば、テーブルと椅子は金属のメタルで〜♪
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お茶のサービスが嬉しい
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Szechuan Tan Tan Mien - Noodle in soup 198ペソ(約411円) [2018/9/12撮影]
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四川担々麺の具は豚肉細切りとチンゲン菜。熱々スープは一瞬甘くてビビッと辛い! (;゚∀゚)=3
Szechuan Tan Tan Mien - Braised noodle (dry) 203ペソ(約422円) [2018/9/17撮影]
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中華式ミートソースは、汁麺と異なる味わいが楽しい♪
膨大なメニューの一部 [2018/9/26撮影]
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麺類の殆どは量を Regular か Light で選べるけど、上記の担々麺2つは不可。
Fresh Prawn Dumpling & Nanking Beef (Light) 203ペソ(約422円) [2018/9/26撮影]
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Light でも食べ応え充分 ( ^ω^)
Northpark Noodles@Shell SLEX Binan
Address: Shell Service Station, South Luzon Expressway (Northbound), Brgy. Santo Tomas, Binan, 4024 Laguna
※ロイターの「外国為替」本日時点のレート:1ペソ=2.0781円
投稿者 wax : 10:55 | 飯・酒ネタ | - | -
2018年9月6日
14年ぶりのテレビ
「そうだ テレビ、買おう」って気になったのは久しぶり。2004年にパサイの賃貸コンドへ引っ越してケーブルテレビ回線を申請した際、「前住人の未払い分をオマエが精算しなければ加入出来ない」と言われて以来 (@@;
【9/2】
午後にアパートの大家さんと話した。「お宅は衛星でしたっけ?」「いや、TVplusって機器をアンテナ経由で繋ぐやつ」「それって昔ながらのアナログ方式じゃ?」「デジタルだぞ。家へ見に来い」。お伺いすれば、大画面の脇に小さな機器とサインペンみたいなアンテナ。簡素だけど映像は凄くキレイ(驚
【TVplusとは】
・キットが電器店やネット通販で2,000ペソくらい。
・同梱の機器をテレビに接続して、チャンネルを読み込む。
・視聴出来るのは、主にABS-CBNとGMAの系列。
・契約書の提出や月払い料金が無い。
浦島太郎がようやく大筋を理解した (^^ゞ BBCやCNN等外国のチャンネルは無いけど、ローカルの大手系であれば十分。このシステムは確かMMG管理人氏も使ってるはず、と思い出した。MMG ClipBoard の記事:「地上波デジタルTVチューナー ABS-CBN TV plus」
夜に管理人氏とチャットして、3年間特にトラブルは無いとの事で導入を決断。接続の仕様がRCAと聞いたけど、ググれば今はHDMIなのもあるね。早速 Lazada で注文、1,799ペソ(約3,709円)。
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【9/5】
テレビの購入と同日に配達されてグッタイミン♪
チューナー
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アンテナ
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テレビはシャープ製の32インチで、SM Appliance Center にて10,345ペソ(約21,326円)。置き台は Handyman@The district Dasmarinas にて850ペソ(約1,752円)の棚を横に倒す。AV機器向けの品だと木目調やら引き出し収納付きで5,000ペソとかするし。
SHARP "AQUOS" LC-32LE185M …ソウゴw
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ちゃちゃっと設置して、初回の起動でとりあえずABS-CBNとGMAの本局が観られた。他局は画面に「機器のIDをテキスト送信して有効化せよ」と案内されるので、その作業後。ちなみに取扱説明書はタガログ語表記だけど、図解もあるのでダイジョウブ (^o^;
導入がめっちゃ手軽で映像はガチ鮮明。煩わしい工事、契約、料金払い、いずれも不要でベリグ〜!
【現時点で当宅にて視聴出来るチャンネル】
ABS-CBN
ABS-CBN Sports+Action
Asianovela Channel
Cinemo!
DZMM Teleradyo
GMA
GMA News TV
Jeepney TV
Movie Central
Myx
O Shopping
YeY!
※ロイターの「外国為替」本日時点のレート:1ペソ=2.0615円
投稿者 wax : 13:09 | 日常・その他 | - | -
2018年8月29日
Citrus
ヌエバ・ビスカヤから知人が来て、実家で栽培している「Citrus」を土産に頂いた。Wikipedia に拠れば、シトラスとは種名じゃなくミカン属の事で、温州ミカン、オレンジ、グレープフルーツ、レモン、そしてカラマンシー等々シトラスの一種なのだ、と初めて知った。で、この果物は一体ナニ!? (@@; 中身をかじってみると甘過ぎず酸っぱ過ぎずで、幼少の頃に食べた夏ミカンを思い出す。
割り材としては弱いかなと思いつつ、搾ってスミノフへ混ぜてみた。
種が無い
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氷で薄まって、度数20くらいかな?
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ミカン味うまあ〜♪ オレンジやグレープフルーツと比べて風味が柔らかいけど、アルコール感は封殺されててヤバいwww
投稿者 wax : 13:39 | 飯・酒ネタ | - | -
2018年7月6日
足回りが肝心
【7/4】
最近セレリオを運転中、左前輪の方からコッコッコッと速度に応じて異音が聴こえるようになった。昨年12月に購入してから13,000km超走り、現在の総走行距離は約55,000km。
職場の運転手ボン君曰く、「ベアリングの消耗でしょうね。あ、前に運転した時ムォーンて音が耳障りだったけど、それもおそらく同じかと。4つ全部検査した方が良いかも」「なるほど。で、スズキ店へ行くべきかな? 近くだし」「あそこの実態は知らないけど、メーカーの正規ディーラーでも整備は信用ならんです。この辺の日◯とか三◯なんて(ry」「それだよなあ」「ウチが使っている例の Shell を勧めます。12年間変なトラブルは無いし」。そうするわ。知らぬ間にユアサのバッテリーが無名品になるとかシフトノブが木目調から無地になるとかカーステを弄り回されるとかヤだし。←過去にマニラの某正規店で遭った実例凸
という訳で、ボン君と一緒にダスマ市パリパラン地区ガバナーズ通り沿いのガソリンスタンド Shell へ。主任整備士のサミー氏を紹介され、彼は車をリフトで持ち上げてタイヤを手で回しながら「はいはいベアリングね。ここ触ってみて」
左前輪:回そうにも重くて空転しない
左後輪:回すとフレームに明らかな振動が伝わる
右後輪:特に異常なし
右前輪:回すとフレームに微かな振動が伝わる
4つの内3つが逝ってる模様で、この際全部交換しよう。部品調達は依頼も持ち込みも可で依頼することに。工賃と合わせての見積りは11,000ペソ(約22,804円)、むぅ。この日は検査だけで、作業は翌日8時から。
【7/5】
ワークショップが開店する8時の前から10台くらい並んでて、繁盛してるみたい。
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ワークショップ
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洗車場を挟んで隣にもブースが有り、リフトは合計7基
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車を預けて一旦ジプニーで帰宅する。本日仕事は休んだ。乗り換えのため Pala-Pala 交差点を歩きながら気づく。リモコンを渡し忘れた!!(@@; ※鍵と別けて運用してる
ボンネット内の結線を外せば警報サイレンが消せると伝えたいけど、あいにく電話番号を控えてない。ボン君へ訊こうにも運転中なら応答出来ない。結局、リモコンを届けに家からバイクで往復した...orz
16時過ぎに作業が終わった旨のテキスト着信。ジプニーの車中、向かい席の女学生らしき3人が「Qは?」「ケソン」「じゃZ」「ん〜サンバレス」「Vはどう?」「むむむバレンズエラ!ドヤァ」なんて地名クイズをゲラゲラ大笑いでハイタッチし合ってるのだけど、そんなに楽しいかw?
洗車してもらってピカピカの車を受け取り、渋滞を抜けてアクセルを踏み込む。なんじゃこりゃああああ!!! エンジンがフューーーンと吹け上がり、タイヤが路面の凹凸をトコトコ踏む音しか聴こえない。。。ムォーーーン音に慣れきってたせいか静けさが不気味で、走りはとっても滑らか〜。
【7/6】
昼休みに高速道路でベタ踏みしたら、加速すげえええ音しずかあああワロタw コレぞ本来のセレリオ! 大満足で、ボン君サラマッポ♪
【かかった費用】
ベアリング部品(前輪):1,920ペソ x 2
ベアリング部品(後輪):1,700ペソ x 2
工賃:550ペソ x 4
アライメント調整:900ペソ
車内清掃:50ペソ
洗車:無料サービス
合計:10,390ペソ(約21,540円)
Holy Family Shell Service Station@Paliparan
所在地:Governor's Drive, Brgy. Paliparan 1, Dasmariñas, 4114 Cavite
電話:046-852-1080
クレジットカード(MasterCard/VISA)対応
※ロイターの「外国為替」本日時点のレート:1ペソ=2.0731円
投稿者 wax : 21:37 | バイク・車 | - | -
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