2015年9月5日
Marinduque ツーリング 2
【8/29朝】
船の席は風がビュウビュウ吹き抜けて寒い。でもって眠い。最初から椅子に座らず、床へ転がってしまえば良かった。最早どこにもスペースは空いてない。便所へ行く度、踏んづけぬよう注意を払う。断続的に、眠りへ落ちてはビクッと起きるのを繰り返しながら夜が明け、おお島が見えてキタ。皆寝不足気味だろうに、自撮りしたりと元気いーなー。船内放送が響き渡り、隊長が「Let's Go, Let's Go, Riders!」と声を上げ、車両甲板へ向かう。港が迫って来て気分が盛り上がる。気の早い何人かは、既にエンジンを始動して発進態勢。「7km走って朝メシ!」。ゴルゴルゴルと接岸作業が完了して、次々に船外へ出る。Terminal Fee の半券を係員に渡して、フェンスの脇を出た目の前がハイウェイ。
全員上陸したのを確認して発進! 峠道をクネクネ曲がりながら遅いトラックを何台か抜くのだけど、いずれも超オンボロ車で田舎だなあ。路面の舗装状態は思ってたよりマトモ。峠を越えるとガラ空きの全開モードで、お前ら速杉www!! 有り得ない加速をする Yamaha Fino の3人については、後ほど改造の詳細を問い詰めねば。あっという間にしんがりだ。ドンドン氏の KTM 200 Duke と一緒に、のんびり行こ♪
さて朝メシは、お店じゃなくてどこぞのお宅!? 「ココはジンダーの別荘。彼は今回一緒に走らないけど、食事の一切を手配してくれる」はぁすげっ。「ヘイ、クリスマスパーティー以来だな」と巨体なインド人現る。おひさ〜 (^o^) 食後直ぐに出発。「今度は50km。着けば寝られるぞw」。空模様がぁゃιぃ… 途中 Santa Cruz 町で小休憩。ちょうど登校時の高校生がたくさん歩いてて注目を浴びた。男子は Suzuki SkyDrive や Yamaha Mio に目を輝かせながら、物怖じもせずライダーへ質問を浴びせてる。マックは愛人が同伴してるにも関わらず、そこら中の女子に声を掛けて一緒に写真を撮りまくってる。「あれ完全にビョーキね」。隊長に同意だけど、やっぱイケメンは得やな〜(妬
海沿いのリゾート施設に着いた。空はいよいよ真っ暗で、バイクを駐めた途端にドシャアアアアアア!! ひゃーグッタイミーン! エアコン付きの4人部屋は1人当たり400ペソだって、安いね。便所は綺麗で水もちゃんと出る。温水設備が無いのはお約束。レジー氏は荷物を置いてジャケットを脱ぐと、ベッドへ身を投げ出して数秒後にいびきをかき始めた。隊長「ボクも寝ます、おやすみ」と。
、、、おいらも横になったけど寝付けない。そりゃそーだ。1人外へ出て一服 (-。-)y-゜゜゜雨は小ぶりになったけど、今日は泳ぐの無理っぽい。ぶらぶら歩いてると、ドンドン氏がいた。「さっきはしんがりにお付き合い頂いてスンマソン(^_^;)」「いやいや無問題。疲れたねー、ビール飲もうよ」。うほほ〜い♪ すぐ近くのサリサリで腰を落ち着けて、キンキンに冷えたサンミゲルをぐびぃ〜っ、超うめええええええ! 二人顔を見合わせて爆笑。最高ですなあ。
彼はおいらと同年代で、工場設備部品の販売会社を経営している。日系企業とも取引してるらしく、一昨年だか前に関西地方へ出張した時の写真を Facebook で見た事がある。自分の仕事と被る部分も有り、しばし情報交換。昨年チームを脱会したエルヴィス氏が戻って来た経緯や、同じく脱会したバーニー氏が対人事故を起こして現在係争中にて、彼も重傷を負って療養中、などという話しも聞く。以前ドンドン氏の愛車は大型のスーパースポーツ Yamaha YZF-R1 だったけど、今は 200cc の軽二輪。「モンスターバイクはもう要らないw のんびり走るのが一番。アレなら妻も後ろに乗ってくれるし」。俺も YZF-R6 は…いや、今この話はしない。最近加入した若いのに危なっかしいのがいる、などとおっさん同士会話が弾む。1時間くらいで3本飲んだ。「ジンダーからテキスト着た。もうすぐ飲み会ネ」。
いつの間にか駐車場にマツダのピックアップ・トラックが停まってて、部屋の前でジンダー氏が「おいドニー、起きろ!」とドアを叩いてる。「眠いヨ〜」とヘロヘロ出て来た隊長は、車へ押し込まれ拉致されてしまった(@@; バルコニーに設えられた宴会場では何人かがカラオケの準備をしている。程なくホゲエエエ〜♪と酷い歌声が大音量で響き始め、早々に避難してベットでバタンキュー。
気がつけば午後2時で、宴は盛況中。それにしても、歌が下手クソな連中だ凸! 雨は相変わらずの降り具合。
「ささ、ビール飲んで」、プハアアァ〜っ目が覚めた! (`・ω・´)シャキーン 「相変わらずだなw」「へっへっへ、エルヴィス。また漏れのチンタラ走りに付き合ってもらうからな」「ハハハ、ノープロブレムw 楽しく走ろうぜ。やっぱ、お前らとこの雰囲気だよなあ」。
「ホレつまみ追加」と、鶏のアドボが入った大きなタッパーをドンと置かれる。「食器洗うの間に合わねってよ。Kamay na lang(手づかみで)」美味い旨い♪ でも熱いお ^^ ベトベトになった手は、雨樋から落ちる雨水で洗えばおk。海で泳ぐ訳でもなし、バイクで走る訳でもなし、ひたすら酔いが回ってゆく。これでいいのか? これでいいのだ! (゚∀゚)アヒャヒャヒャヒャ
【滞在したリゾート施設】
Rendezvous Resort
Address: Marinduque Circumferential Road, Barangay Poctoy, Municipality of Torrijos, Province of Marinduque
Tel: 0921-964-5506
投稿者 wax : 14:34 | バイク
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