NNA News 2010年8月20日(金曜日)
比国際モーターショーが開幕:今年は環境保護に重点[車両]
フィリピン自動車工業会(CAMPI)が主催する「第3回フィリピン・インターナショナル・モーターショー(PIMS)」が19日、マニラ首都圏パサイ市のワールド・トレード・センターで開幕した。自動車メーカーをはじめとする40社が参加し、約1万5,000平方メートルのスペースに20ブランド100台以上を展示。今年は環境保護を前面に打ち出しており、ハイブリッド車などのエコカー出展が相次いだ。CAMPIは、消費者景況感の改善などを背景に国内の新車販売台数が1996年に記録した過去最高(16万2,000台)を上回るペースで推移する中、イベントを通じて自動車産業を一層活発化させたい考えだ。
NNA News 2010年8月21日(土曜日)
企業景況感、2年ぶり高水準:送金増と円滑な政権移行を好感[経済]
フィリピン中央銀行が発表した第3四半期(7〜9月)の企業観測調査によると、企業の景況感を判断する業況判断指数(ビジネス信頼感指数、CI)は45.0となり、5期連続でプラスを記録した。同指数は昨年第1四半期(1〜3月)のマイナス23.9を直近の底に6期連続で上昇。2008年第1四半期以降で最高となった。中銀はフィリピン人海外出稼ぎ労働者(OFW)による本国送金が堅調に増加している点に加え、政権が円滑に移行し、新政権に対する期待感が高まっていることなどを指数改善の要因に挙げている。