2007年12月8日
フィリピンでタコを食べる
文、写真: 美山治
Text & Photograph: Miyama Osamu
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写真1:解凍してみた (07.12.08) |
1つにはマニラっ子たちはそもそもタコを食べないという理由がある。知り合いのフィリピン人に「タコって旨いよ」と話してもドン引きされることが多い。イカは食べるくせになんでタコは駄目なのかよく分からない。きっと悪魔の魚だからだ。
でもこれはメトロマニラ近辺のお話で、タコを食べる地域もあるらしい。今回はタコをワカメと酢で和えてみたのだけれど、たまたまその日に呼んだマッサージの女性に冗談半分でそれを見せてみた。もちろん「ひぃぃっ」とか言ってびびってたじろぐのを期待していたのだけれど「わああ、タコだ。食べていい?」という拍子抜けな展開になった。「いいよ」というとぱくぱく食べ始めた。聞けばセブ出身らしい。「セブでタコって食べるの?」と聞いたところ、「他の人は知らないけど、うちは小さい時から食べてた」とのことだ。さらに「もしかして頭に卵が詰まった小さいタコも食べるの?(イイダコ)」と聞いたところ「もちろん。あれはおいしい」との返答。セブに行かなければ。。。
話してる間中タコをぱくぱく食べる彼女。いや、あの、その、全部食べないでね。。。よく考えたら酢ダコというのはこちらでいうキラウィンに限りなく近い料理法なので、タコに抵抗さえ無ければフィリピン人の口には合うだろう。
写真2:酢ダコにしてみた (07.12.09) |
が、解凍後、頭のところをひっくり返してみたら全て除去済みだった。調べて損した。
まあ、結論としてはタコ旨い。旨すぎですよ。むふふふ。