2023年2月12日
SIMカードを登録する
写真、文章: 美山 治 (ミヤマ オサム)
Photo and Text: Miyama Osamu
【登録締切日】
SIMカード登録制度というものが2022年12月27日に施行された。
↓
要訳: SIMカード登録は今すぐ 無効になっちゃうよ!
'Register SIM cards now, avoid deactivation'
(The Manila Times) 2023/01/17
なんと知らぬ間に締切日が変更になっており、上記記事によれば4月27日だそうな。早めに気がついてよかった。
【SIMカード登録制の趣旨】
話を戻そう。一旦登録してしまえば、キャリアを変更しても電話番号は変わらないというもので要は個人と携帯番号を紐付けようという趣旨。
テキストメッセージを使用した詐欺などから国民を守るためという目的もあるが、それ以外にも国民IDや銀行口座に紐付けしてしまえば管理がしやすいという側面もあるのだろう。
コロナ禍では政府が貧困世帯に現金給付を行おうとしても身分証がないだとかの理由で個人の特定が難しく給付しようにもできなかったというような経緯もある。
日本でもマイナンバーカードにいろいろなものを紐付けする試みが行われているが、まあそういうデジタル化の流れだ。
【外国人にも適用】
というわけで時間ができたのでおいらもSIMカードを登録してみた。この制度は外国人にも適用される。
観光客で一時的にフィリピンに滞在する場合は、30日間のみ有効だそうな。
日本でローミングを申し込んでからフィリピンへ来る人、到着してからSIMを買う人、頻繁に来ているので前回買ったSIMカードを持っている人と色々いるとは思うけど、最後の例などは気がついたら使えなくなったていたということもあるかもしれない。
要訳: 外国人旅行者向けに発行されたSIMカードは30日間有効
SIM cards issued to foreigners have 30-day validity
(まにら新聞) 2022/12/28
さて登録手順の話に移ろう。おいらはSmartのSIMカードを使用している。十数年は番号が変わっていないと思うのでこれを失効すると色々と面倒だ。
登録の流れは以下の通り。スクリーンショットは2023年2月12日のもの。なのでこれ以降若干変更があるかもしれないのでご留意を。
【SIMカード登録ニュースまとめ】
「ナンバーポータビリティー制度」 (MMG)
まずは Smart SIM Registration という登録サイトへアクセス。
画像1: 自分の携帯番号を入力し ”SEND”ボタンを押す。テキストで送られてきたパスワードを入力
画像2: 入力したパスワードがあっていれば Success と表示される
画像3: 身分証明書、顔写真などをアップ
画像4: 個人情報など入力し
画像5: 入力した住所を確認できる公式文書の画像をアップ
画像6: 入力内容を確認
画像7: 登録終わり おめでとう
画像8: 確認のテキストメッセージが来る
以上。お疲れさまでした!