2025年12月2日
馬の肉
写真、文章: 美山 治 (ミヤマ オサム)
Photo and Text: Miyama Osamu
画像1: 馬の肉 約500グラム

以前、誰かの誕生日パーティーに居合わせた際、馬肉のアドボを振る舞われた。
牛っぽくもあるのだけど、ちょっと違う。
かといって羊でも豚でもない表現の難しい味。
肉を食べている実感の湧く味でクセも匂いもはそれほどない。
そのとき、もし欲しければ馬肉を仕入れてやるぞと言われたのだが、
「あー馬肉が食べたい!」というほどでもなかったのでそれっきりだった
11月30日に偶然また別の誕生日パーティーに居合わせ、同じ人から「今日は馬肉持ってきてる」と言われた。
わざわざ連絡して仕入れてもらうのは億劫だったが、今持ってきていると言われるとその気になり、買うことに。
1kg売ってもらう。360ペソだった。
1kg360ペソって、きれい目に処理した鶏肉と同じくらいの値段だ。
馬肉なんてそこらのスーパーに売っている代物ではないので、希少な肉だと思うのだが存外に安い。
多分、商売というよりは顔見知りとのことで仕入れの原価に近い値段で譲ってくれたのだろう。
シチューにして食べた
臭みがなく油が多いのだけどしつこくない
そして味は濃厚
食べてしばらくすると体が熱くなってきた
なんか体に良さげだ
画像2: 馬肉シチュー 12月2日
