2014年1月18日
フィリピンの箒 (Walis Tambo)
文章、写真: 美山 治 (ミヤマ オサム)
Text & Photograph: Miyama Osamu
フィリピンの箒。Walis Tambo (ワリス・タンボ)と呼ぶ。プラスティック製のホウキより隅々までブラシの先端が行き届いて掃除しやすい。プラスティック製品に駆逐されず生き残っていて、スーパーマーケットでも普通に扱われているところをみると、やはり使い勝手がいいのだろう。難点はホウキ自身の植物繊維がパラパラ落ちること。掃除をした後、床のホコリは取れたけど、そのかわりに茎がパラパラと落ちていることが多い。
Walis (ワリス)が箒 (ホウキ)で Tambo が植物の名前。葦(アシ:イネ科の多年草)だ。葦と言っても色々種類があるので学術名もたくさんある。詳しくはhttp://stuartxchange.com/というサイトの "Tambo" の項を参照。上記サイトの説明を見たところ、紙やクラリネットのマウスピースなんかも作れるすごい植物だ。
ちなみに "Walis ting ting" は、あの、ちょっと固めの細いホウキだ ("Walis ting ting"の Google イメージ検索結果)。
画像はエルミタ近辺をぷらぷら歩いてる時に買ったやつ。220ペソ (Yahoo当日換算で509.06円、4.88USD)。
Walis。ワリス。掃除しやすすぎて クソワリス wwww
ホウキを売っていた人 (※ 写真撮影日は2014.01.17)