2013年11月6日

EMSを使ってみた。(その2)

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文章、写真: 美山 治 (ミヤマ オサム)
Text & Photograph: Miyama Osamu

 フィリピンへ戻って2日後、外出先から帰るとダンボール箱が届いていた。でも1個だけだ。そんなに早くつくと思っていなかったので、IDのコピーとかチップをセキュリティーガードに預けてなかったのに、荷物だけおいて行ったようだ。早く届いたのはいいとして本人確認せずに荷物置き去りはどうかと思う。ちなみに中身は炊飯器。あれだけ心配したのにあっけなく届いた。

 メンテナンスの人が 「来てますよ。荷物。イヒヒヒっ。50ペソ請求されたから私が払っておきました。はい私がしっかり払っておきました。私がね。」 というので彼に手間賃込みで70ペソあげた。彼が差し出した領収書にはきっちりフィリピン郵便局 (PhlPost公式サイト) のロゴマークがあったので正当な請求なのであろう。こっちに住んで長い人間だと50ペソなんて最初からチップだと思っているし、誤差の範囲内だ。ただ、贈り物を送った相手に50ペソ請求なんて目も当てられないので、日本からフィリピンにいる人への贈り物には向いてない。

 話を戻すと届いた荷物は 1個だけ。セキュリティーガードに「もう一個なかった?」と聞くと、上の画像のような紙切れを出してきた。左下の "Subject for  Customs Examination" というところにボールペンでチェックが入っていて、裏面を読むと「検査があるので引き取りに来い。」と書いてある。家までは配達してもらえないのだ。ベッド・シーツの検査って何をするのかね。やっぱ寝心地かね。しかし受取人が取りに行かないといけない時点でますます贈り物には使えない。

「取りに来い」はいいとしても、その際、必要となるのは身分証明書。有効な身分証はパスポートやPostal IDなどと書かれている。運悪くパスポートをビザの切り替えのために預けていたのと、退職に伴いACR、労働許可証、社員証など全て手元にないため、見事なまでに身分証が何もない。無職すごい。
 パスポートを預けている弁護士事務所に預り証のようなものを発行してもらって、その足でEMS(下記のGoogle Mapを参照)へ。長いので「その3」へ続く。

----参考リンク----
1. 日本郵政国際郵便 (EMS)公式サイト
2. フィリピン郵便局公式サイト (PHLPOST)
3. Philippine EMS公式 Facebook


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投稿者 MMG : 19:32 | - | |